Collection: WAITING FOR THE SUN

フランス、パリ発の世界で最初のサスティナブルコンセプトアイウェアブランド。
2010年、当時パリのcolette(コレット)のアートギャラリーや、Christian Lacroix(クリスチャン ラクロワ)のグラフィックデザインをしていた Antoine MocquardとJulien Tualの2人によって創立されたブランドです。

全てのメガネフレームは、ウッドファイバーから作られたバイオアセテート素材や、リサイクルされたメタルフレーム、ニッケルを含まず金属アレルギーを発症しずらいBeta Steel(ベータスティール)フレームなどを用いた素材を使用しています。

メガネを包装するビニール状の資材はタピオカの原料であるキャッサバからできており、付属の外箱、ハードケース、レンズクロスなどは全てリサイクルされた素材から生産されています。

現在 WAITING FOR THE SUN(ウェイティングフォーザサン)  のメインコレクションは以下の 3 つの素材にて分類されます。
• バイオアセテート
• リサイクルメタル
• ベータスティール

<バイオアセテート>
アイウェア業界では、廃棄物が生産プロセスに関与する素材の総重量の 70~80%を占めていると言われています。サングラ スに適していて尚且つ地球への悪影響を最大限に抑えられる素材を見つけるのにとても苦労しました。 主にアセテートに使 用されるコットンは育てるのにたくさんの水を使用することからWAITING FOR THE SUN(ウェイティングフォーザサン)  の素材としてはすぐに除外されました。
WAITING FOR THE SUN (ウェイティングフォーザサン)のバイオアセテートはリサイクルが可能です。機械加工時にでる廃棄物を収集し、材料の製造過程でその一部を再利用しています 。 私たちのバイオアセテートはウッドファイバー(木)から作られています。 一般的な考えとは反して、木材産業は実は地球にそれほど悪影響は及ぼしていません。 よく管理され、うまく育てられた森林は、温室効果ガスの削減に貢献しま す。成長する木は、老化する木よりも多く の酸素を放出し、より多くの CO2 を吸 収します。

私たちのプラスチックフレームは 100% 生分解性プラスチックです。 このバイオアセテートは生分解性試験に特化した国際的に認められた独立した研究 所である OWS(Organic Waste Systems)によって検証および認証されています (ISO14855 に準拠)。

一般的なアセテートには柔軟性を与え加工しやすくするため可塑剤としてフタル酸 が含まれています。 フタル酸は環境中に存 在する化学物質のうち、生体に対して異常なホルモン作用を起こすと考えられている物質で欧米と日本ではおもちゃなど、 幼児向け用品へのフタル酸エステル類の使用が禁止されています。 私たちは地球だけでなく私たちのお客様の事を考えなければいけないと気付き、これらの成分が一切含まれていないバイオアセ テートを開発しました。

<リサイクルメタル>
WAITING FOR THE SUN(ウェイティングフォーザサン)のフレーム使われているニッケル合金は全て生産過程で生まれる端材を使用し作られています。

<ベータスティール>
ベータスティールは WAITING FOR THE SUN(ウェイティングフォーザサン)のコレクションの中でも最も新しいラインです。 素材はドイツ製のステンレススティールで 50%以上のリサイクル素材を使っています。 フレームは韓国製です。
Beta Steel という素材ですが正確にはステンレススティールを使っています。 ステンレススティールは鉄やクロム、ニッケルといった金属や元素で構成され「錆びない」という特徴があり、腕時計などに 使われている素材です。 一方で通常のステンレススティールはニッケルを含むため最もアレルギーを起こしやすい素材と知ら れているのですが、Beta Steel はニッケルを含んでいません。 錆びないという特徴は残しつつ金属アレルギーの症状を起こしに くい素材となっています。 またこの素材はベータチタンに比べて頑丈な素材なので使用中の歪みなどを軽減できる素材です。 フレームの 100%がリサイクル素材から生産されており、100%リサイクル可能な素材となっております。 全てのリムワイアーをドイツで生産、最終的なプロダクションは韓国で行っています。また最新のコレクションではベータスティールとバイオアセテートのコンビネーションモデルも発売されています。